【新型シエンタ初試乗】ガソリンモデル Z 5人乗りを検討中!唯一気になる点も…

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【新型シエンタ初試乗】ガソリンモデル Z 5人乗りを検討中!唯一気になる点も… トヨタ
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ついに新型シエンタが発表されました。(記事を書くのに出遅れました…笑)

正直今までスポーツカーばかりに興味があった筆者は、失礼ながらトヨタ車で興味がある車と言えば80〜90年代の車、最近ではトヨタ86、GRヤリスにしか興味を持っていませんでした。ごめんなさい。

子ども(小学生男子1名)の身体がどんどん大きくなってきて、今乗っている車だと狭く感じるようになってきたことから、コンパクトミニバンに惹かれ始めた今日この頃です。

とみっち
とみっち
管理人のとみっちです!YouTubeXもやってます。

今回なぜ新型シエンタに興味を持ったのかという点に少し触れ、ガソリンモデル(Z 2WD 7人乗り)に試乗してきたので、走行した印象見積もり(値引き前の公開できる範囲)を紹介します!

新型シエンタに興味を持った理由

ゴルフRヴァリアント MSS 外観 車高下がった状態

我が家では、僕の車がフォルクスワーゲン ゴルフRヴァリアント、妻の車がダイハツ ムーヴキャンバスという2台体制です。

妻の車は先代ムーヴキャンバスですが、新型ムーヴキャンバスを契約したので間もなく11月頃に納車予定となっています。楽しみ!

結婚する前は、国産車でFRのマニュアル車にしか興味を持てませんでした。日産S13シルビアを2台乗り継いでいたことからも明らかですね…w

結婚前後では僕がバンド活動をしていたことや、妻にも運転してもらえればということから、荷物が沢山載せられ、走行性能も良い車としてスバルのBH5レガシィを10年落ちで安く購入しました。マニュアルではなくオートマを選んでいます。

その後はVW ゴルフV GTIに乗り換え、現在はVW ゴルフ7.5 Rヴァリアントが愛車です。

Rヴァリアントは5名乗車で積載量も十分にあり、310馬力で7速DSGという、僕にとっては必要十分というか、宝の持ち腐れとも言えるほどの車です。

しかし購入当時は幼稚園児だった息子が小学3年生になりました。

運転席の後ろに座る機会が多い息子が、非常に狭そうにしています。ジュニアシートを使っているから余計狭く感じるのかもしれませんが、同世代の男子の中では身長も体重もあるので、眠る際には足を伸ばしたくて辛そうです。またファミリーカーとしては硬い乗り心地は気になるところ。

一方で、ムーヴキャンバスの方が後席は広く使えて快適そうです。軽自動車の方が室内のスペースを広く取っていることには驚かされますよね。

横転防止などの対策のようですが、こちらも乗り心地は意外と硬め。新型は乗り心地がかなり向上しているので楽しみ。

コロナ禍で車で移動する時間が増え、車内で食事を取ったり時間を過ごす機会も増えたことから、コンパクトミニバンのような車や、後席が快適に過ごせそうなSUVはないかなと、興味を持つようになりました。

3人家族なのでミニバンサイズの車は不要だし、運転が大変そうだとも感じています。

そのような状況の中、ちょうど良い車がシエンタだったのです…!

人と少し違う車に乗りたい天邪鬼な自分としては、今までトヨタ車は購入してきませんでした。しかし、新型シエンタはそれ以上に魅力的な外観デザインと、ちょうどいいボディサイズ、積載性に惹かれたのは事実。

自動車レビューも始めるようになったこともあり、今後所用してレビューできたら良いなとも考えています。是非一度試乗と見積もりをお願いしたい!と意気込んでディーラーにお邪魔してきました。

新型シエンタ(ガソリンモデル G 2WD 7人乗り)を試乗

初めて新型シエンタを間近で見たところ、想像よりもデザインが良く感じられました!

デザイン

気をてらったデザインの先代とは打って変わって、シンプルで丸みを帯びた可愛らしさがあります。意図的に角を落としたデザインにしているようです。

どことなくフランス車っぽい雰囲気が感じられ、サイドビューはシトロエン C3シトロエン ベルランゴに似ている気もします。

シトロエン C3

【出典】Citroën – C3

シトロエン ベルランゴ

フィアット パンダルノー カングーにも似ているとも言われます。

フィアット パンダ
フィアット パンダ
ルノー カングー
ルノー カングー

恐らくサイドガーニッシュのデザインが、フランス車を連想させているのではないでしょうか。

正面から見るとトヨタ顔です。ポルテといった車種にも見えるとか見えないとか。リアは初代シエンタファンカーゴに近い印象ではないでしょうか。

初代シエンタ(DICE) リアビュー
ファンカーゴ リアビュー

ボディカラーには低彩度のベージュアーバンカーキといった最近のトレンド「くすみカラー」が用意されています。子育て世代での活用はもちろん、愛犬とのお出かけや、アウトドアシーンでも活躍しそうですね。

個人的には車中泊仕様にしてみたいです。

主要諸元 & 走行フィーリング

今回の試乗時間は10分程度だったため情報量は少ないですが、初めて乗ったインプレッションを書いてみます。

試乗車はガソリン車の7人乗りでGグレードでした。大まかにグレード分けしたスペックを掲載すると以下のようになります。

 ZGX
ハイブリッド
ガソリン
Zが最上位、Gが中間、Xがスタートモデル

Zグレードのみヘッドライトが異なり、グリルモールが加飾される、リアではテールランプが異なる、鉄チンホイールが黒になるといった点で差別化されています。

Zのリア
G、Xのリア

外観上で極端なグレードの差がないことは好印象ですね。

主要諸元表を公式サイトから引用します。自分で表を作り始め1時間ほどで作るのに挫折しました…。表はタップで拡大可能です。

今回の試乗車は、

最高出力: 88kW(120PS)/6,600 r.p.m.
最大トルク: 145N・m(14.8kgf・m)/4,800〜5,200 r.p.m.

※ネット値

となります。自然吸気直列3気筒エンジンとのことで、ダウンサイジングターボエンジンを好む人間からすると、1,300kg前後の車重に対してトルク不足ではないの?とも思えます。

しかし、トヨタの新開発エンジンである「ダイナミックフォースエンジン」が採用されています。

自然吸気エンジンでダイレクト感があり、滑らかで気持ちの良い加速性に重点を置いたエンジンとのことで、試乗の際に意外にもパワー不足を感じることはありませんでした。むしろ正直、こんなにスムーズに発進できるのかと驚きました…!

踏み込んだ加速や、坂道での加速は試せなかったので、今後改めてじっくり試す機会があると良いなと考えています。

また、トヨタといえばフワフワとした乗り心地の車種も多かったですが、近年はしっかりとした乗り心地になってきているようです。新型シエンタは、しっかりした乗り心地で快適性と両立させているのが好印象でした。

フロントサスペンション
リアサスペンション

僕のこれまでの車選びでは、硬い足回りで度々妻からクレームが来たことがありますが、シエンタなら快適に家族でドライブできそう!

 

レーダークルーズコントロール
アダプティブハイビームシステム(AHS)

 

レーダークルーズコントロールもついていて、ZグレードであればAHS(アダプティブハイビーム)も搭載されます。最近の安全装備として十分に満足のいく装備が搭載されていますが、唯一僕がひっかかったのは、電動パーキングブレーキとオートホールド機能がない!点です。

パーキングブレーキが足踏み式となっていて、いつもの癖でアクセルペダルを踏んだところ、パーキングブレーキが解除されていないですよ!と営業さんに言われました…w

電動パーキングブレーキとオートホールド機能付きの車に慣れてしまうと、搭載されていない車に戻ることにすごく抵抗があります。恐らくマイナーチェンジなどで今後搭載されてくると思うのですが、2、3年は時間がかかりそうですよね。

オートホールド機能がなくても気にならない人の方が多数派だとは思います。しかしデザインや両側電動スライドドア、他の装備面では非常に満足いく素晴らしい車だと思うだけに、個人的には残念でした。

新型シエンタのメインターゲット層は子育て中のママさんとのことですので、オートホールド機能は搭載する優先度としては低かったようです。

内装

車内に乗り込んで感じた第一印象ですが、質感、デザインが良くなった点が好印象です。僕は正直、一部トヨタ車で採用されてきたボテッとしたハンドルのデザインがかなり苦手でした。

先代のシエンタも、ややボテッとしたハンドルです。

【出典】Response 先代シエンタの内装

一昔前であれば、モモステといった社外品に交換すれば良かったのですが、最近はエアバッグ以外にもステアリングスイッチなどが多く搭載されている関係上、交換するという行為は一般的ではなくなりました。

少数派かもしれませんが、純正ステアリングのデザインで購入するかどうか躊躇ってしまうくらい、僕としては重要視してしまう要素の一つです。

今回新型になってシュッとしたデザインのステアリングとなったのは非常に嬉しいポイントです。僕だけですかね…?

新型シエンタ ハイブリッドモデルの車内

またナビ、エアコンパネル周りもスッキリと納められました。特に子育て家族では、子どもの「暑い!」「寒い!」に応えるべく、エアコンの温度調整をする場面が多いと思います。

エアコンの温度調整ダイヤルの位置が高めの場所に配置されているのは非常に良いですね。

通常、エアコンの調整ダイヤルは視線を落とすような位置にあることが多いのですが、新型シエンタでは視線を落とさずに調整が可能です。

シフトノブに関しても好みが分かれると思います。ガソリンモデルとハイブリッドモデルのどちらを選ぶかで形状が変わってきます。

マニュアルモードがあるのは、ガソリン車のみとなります。

5人乗りと7人乗りの違い

5人乗りと7人乗りどちらも車両の全長は一緒です。

5人乗りの後席のシートはスライドができないのに対して、7人乗りでは3列目シートが追加され、2列目シートが前後にスライド可能です。

3列目シートはかなり狭いので、あくまでも緊急用の補助席と考えた方がよさそうです。それでも左右にドリンクホルダーもついています。

3列目シートがある場合、荷室に凹凸ができてしまいますが、これを埋めるオプションも用意されています。

7人乗りは5人乗りよりも車両価格が4万円高くなるだけなので、使用する機会がありそうならば、選んだ方が良いと言えます。3列目のシートは使わないときは2列目のシート下に目立たなく収納することができ、荷室も拡大します。スペースの確保が、実によく考えられていて感心させられます!

見積もり結果

見積もり内容をそのまま公開するのは、近年はコンプライアンス上NGとなることが多いようです。

店舗によって差異がない金額(オンライン見積もりで表示される内容)に関しては、公開して問題ないとのことです。

僕が購入するなら「5人乗り ガソリンモデル Z 2WD」かなと思います!見積もりを掲載します。

値引き一切なしで算出した総額金額はこちらです。

現金販売時支払い総額¥3,090,406

内訳は以下となります。現金販売価格まではトヨタのオンライン見積もりでも取得可能なので、納得いくまで何度でもシミュレーションしましょう!笑

現金販売価格
(税込)
車両本体価格¥2,520,000
メーカーオプション価格¥171,600
付属品価格¥169,950
合計¥2,861,550
税金・保険料、販売諸費用

合計¥228,856
 合計¥3,090,406

オプションと付属品の内訳も書いてみます。

メーカーオプション

ETC2.0ユニット+ドライブレコーダー(前後方)¥31,900
パノラミックビューモニター¥27,500
8インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)+TV(フルセグ)

¥33,000

コンフォートパッケージ
※ステアリングヒーター、シートヒーター、スーパーUVカット/IRカット付ガラスのセット
¥171,600
合計¥79,200

付属品

ボディコーティング¥77,000
フロアマット ベーシックタイプ¥24,750
シートバックテーブル
※助手席背面のみ
\17,490
ラゲージトレイ
※防水仕様の荷室用トレイ
\22,000
サイドバイザーワイドタイプ\28,710
合計\169,950

付けたい装備を入れたところ、300万円オーバーとなりました…。

なお今回は5人乗りで見積もりを取ったのですが、7人乗りの場合は、車両本体価格が4万円プラス、付属品のフロアマットが3列シートとなるため1万円ほど高くなると思います。

なお、「5人乗り ハイブリッドモデル Z 2WD」の場合は、車両本体価格が287万円となり、ガソリンモデルよりも35万円高額となります。

ただし、ハイブリッドモデルを購入すると、ガソリンモデルの購入時に必要となる税金が一部免除されます。

ハイブリッドモデルで免除される税金(Zグレードで比較)
自動車税環境性能割 67,600円 + 自動車重量税 36,900

※2019年10月に「自動車取得税」が廃止され、新たに導入されたのが「自動車税環境性能割」
※「自動車税環境性能割」はグレードにより異なる 

ハイブリッドモデルであれば10万円程度の減税となるので、ガソリンモデルとの差額は25万円程度と捉えて良いでしょう。

ハイブリッドモデル 自動車税環境性能割の減税・免税
2023年4月30日までに納車された場合です。Zグレードなど販売店の推奨仕様を選ぶと年内に納車できることもあるようです。

※販売店やお住まいのエリアによって状況は異なるので注意

ザックリと計算して、年間1万キロ程度、5年以上走れば元が取れますが、ガソリン車、ハイブリッド車は好みで選んで良いのではないでしょうか。

給油頻度を減らしたければハイブリッドがいいですし、僕のようにガソリン車の乗り味が好みという人もいますし、簡単に結論は出せません。

まとめ

今回は新型シエンタの試乗と、見積もりを紹介してみました。

僕自身気になっている車種なので、今後もう少し掘り下げて調べて解説などできたら良いなと考えています。

「ガソリンモデル Z 2WD」の見積もりを9月中旬にお願いしたのですが、このタイミングではすぐに注文すれば来月10月の納車が間に合うとのことでした。

電動パーキングとオートホールド機能があれば、即決していたかも…

欲を言えばパワーテールゲートのオプションもあると良いですよね。

もう少しじっくり考えてみます。

今回の記事で使用した新型シエンタの写真は全て撮影許可をいただいて掲載しています。無断転載を固く禁止します。
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