先日、埼玉県北部で雹害に遭ってしまった我が家の2台(VW ゴルフRヴァリアント、ダイハツ ムーヴキャンバス)ですが、ついに修理にかかる費用が判明しました。
覚悟していたのですが、恐ろしい金額です…!
見積もりに関し、内訳は公開しない方が良さそう?なので、概算の金額にはなりますが、今回の記事で紹介します。
雹害に関して書いた、前回の記事も読んでもらえると嬉しいです↓
雹害は車両保険で補償される
本題に入る前に、皆さんが気になる保険のお話だけさせてください。
結論として、雹害の修理費用は車両保険で補償されます。
保険会社によってプランや名称は異なると思いますが、一般型、エコノミー型(もしくは限定型など)、どちらでも物の飛来・落下としてバッチリ補償されます。
雹害を含め、様々な事故などで、車両の修理費用が多額な場合や、修理が困難な場合には、車両を買い替える選択肢も出てくるかと思います。
その場合には、新車特約(車両新価特約)を付けていれば、修理せずに乗り換える場合の車両購入費用を、設定金額の範囲内でまかなうことができます。
僕は今まで新車特約をつけてこなかったのですが、今回の雹害をきっかけに設定を変更しました。
さあ、それでは見積もりの概算を発表します。
VW ゴルフRヴァリアント 雹害 修理費用
ディーラーで修理の見積もりを依頼しました。正式な見積もりは入庫しないと分からないようなので、ざっくり試算してもらった感じとなります。
自分で予想していたよりも被害は大きかったです。ちゃんと見てもらうと、多数の凹みと傷が各部にありました。
修理金額は概算で、
とのことでした。
天井(ルーフ)はデントリペアと板金のハイブリッドで修理するのが良さそうとのことでした。
天井を取り替える方法もあるのですが、レーザー溶接してあるので、切断はしない方が賢明そうです。
切断すると修復歴有の車両になってしまいますし、レーザー溶接で作り上げたせっかくのボディ強度も下がる可能性があります。
また修復歴有だと下取り価格は大幅に下がってしまうようです。
フォルクスワーゲン車で雹害に遭った人は、天井の取り替えをオススメしておらず、天井を切断する人は少ないそうです。
前回の記事でも書いた通り、ゴルフRヴァリアントは残念ながら手続きのミスで車両保険に入れていなかったため、自費で修理となります。
一気に全部修理するのは費用的に厳しいので、目立つところだけ少しずつ進めていきたいと考えています…。
相当混雑していて、修理は7、8ヵ月待ちとのことでした。
ダイハツ ムーヴキャンバス 雹害 修理費用
ダイハツムーヴキャンバスに関しては車両保険に入っていました。
ただし事故当日は新車特約をつけていませんでした。今回、乗り換えも検討しているので、つけておけばよかったです。。
さあ、修理費用の概算ですが、
となっています。100万円を少し超えてしまいました…。
こちらも恐ろしい金額ですね…。車両保険は本当に大切です。
また、天井は凹みが多すぎて一つ一つ修理をするのが困難なため、丸ごと外しての交換になるそうです。
交換と言っても、ネジを外して取り出せるような簡単な作業ではなく、内張や窓ガラスを外して、切断して外し、新しい天井を溶接する必要があるようです。
ゴルフRヴァリアントでも説明したのですが、修復歴有の車両となってしまいます。
下取り価格は大幅に下がってしまうようです。
ちなみに雹害に遭ったことで、僕のムーヴキャンバスの買取価格は、恐らく30〜40万円のダウンとなるようです。
てっきり修理費用分くらいは買取価格がダウンするものだと思っていました。そこまでではなかったのですが、今回の雹害により修理してもしなくても下取り価格が下がってしまったのは大ショックですね…。
修理は入庫まで4、5ヵ月待ちで、修理自体も30日以上が見込まれています。
修理費用に関しては、車両保険でどの程度まで負担してもらえるのか、今まさに保険会社に確認している最中です。
雹害(ひょう害)のポイント
上述した内容と重複する部分もありますが、被害に実際に遭った僕が、雹害のポイントをまとめてみます。
雹が発生しそうな場合の対策方法
大したことはないだろうと思っても、空から雹が降ってくると、数cm程度のもので時速100kmという速度で落ちてきます。
もしも雹が降る中を走行した場合は、天気が回復した後、洗車をしてよくボディを確認してみてください。よく見ないと気づかない小さな凹みが多数ついている可能性があります。
少しでも雹が降る可能性があれば、屋根付きの駐車場に退避させるか、青空駐車の場合は毛布や段ボールなどで保護しておきましょう。
修理金額
雹害では、天井(ルーフという表現が正しい?)がボコボコになる可能性があります。
ボンネットやフェンダーなどであれば、丸ごと交換できることもありますが、天井に関しては、大がかりな修理となります。
数個程度の凹みであれば、デントリペアなどで対応できるかもしれません。しかし、数十個の凹みとなると、修理は困難になります。
板金でパテを使って塗装したとしても、日光でいずれパテが痩せて、凹みが発生したり、取れてしまう可能性があるのだとか。
国産車では天井ごと交換になる可能性が高いのではないでしょうか。その場合、フロントガラスと、リアのガラス、もしくはトランクのパネルを全て取り外してから、天井を取り外すようです。
新しい天井を取り付ける際には溶接となることでしょう。
天井がこのような状態となると、修理費用は100万円を超えてくるそうですが、実は雹による被害では簡単にこのくらいの修理金額となってしまいます。恐ろしい…。
なお、輸入車や一部国産車ではレーザー溶接が取り入れらている車種があります。剛性の高さが魅力となるので、こういった車種では天井の交換はオススメできません。
車両保険の使い方
もしもフロントガラスを始め、何箇所かガラスが割れたりしている場合は全損扱いとなるかもしれません。
修理をして乗り続けたい場合以外は、車両保険を使って買い換えることになるでしょう。
しかし昨今はコロナ禍による半導体不足などで、新車の納車は大きく遅れる傾向にありますね…。実に悩ましいところです。
最後に
今後、我が家のムーヴキャンバスをどのようにするか、以下の3通りになります。
- このまま乗る
- 修理して乗る
- 買い替える…!?
保険会社で修理費用がどのように認められるかですが、今月(2022年6月)、もしくは来月中にはどうするか決めたいと思います。
ムーヴキャンバスが新型が出るとのことで、心が揺れ動いています…。新型に関する記事を書きました!驚くことに記事公開後、3万人以上の人に読んでもらっています↓
雹害による自動車の被害に関し、何か参考になる情報が今後も発信できればと考えています。
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