以前SONYのBlutooth小型スピーカー「SRS-XB10」を買ったのですが、想像以上に良くてもう1台買いました。
2台あるとステレオモードにすることができ、こんな小さなボディからは想像できない音圧と重低音に驚かされます。
2018年に買った商品となり今更となりますが、日常的に愛用しているので、SRS-XB10を紹介します!
【Amazon】僕が使用中のSRS-XB10と最新機種のSRS-XB13
Amazonなどのリンクを貼っておきます。XB10は販売中止となっている点、初代の製品として音質が一番良いといった意見もあるようでプレミア価格となっています。
先月(2021年5月)に最新機種であるXB13が発売されました。
初代に比べるとコストカットされた部分はあるようですが、防水性能やより便利に使えるストラップなど進歩した部分も大きいですし、充電がマイクロUSBからUSBタイプCへと変更されています。
SONY SRS-XB10の商品スペック
SONY SRS-XB10と、参考に最新機種SRS-XB13のスペックを記載します。
SRS-XB10 | SRS-XB13 | |
---|---|---|
サイズ (長さx幅x高さ) | 7.5cm x 7.5cm x 9.1cm | 7.6cm x 7.6cm x 9.5cm |
スピーカー直径 | 4.6cm | 4.6cm |
重さ | 260g | 253g |
総合出力 | 5ワット | 5ワット |
通信方式 | Bluetooth コーデック: SBC/AAC | Bluetooth コーデック: SBC/AAC |
簡単接続 | NFC | Google Fast Pair |
AUDIO IN 入力端子 | ステレオミニジャック | ステレオミニジャック |
充電端子 | マイクロUSB | USB Type C |
電池持続時間 (Bluetooth接続時) | 16時間 | 16時間 |
防水 | IPX5 | IP67 |
大きさは随分とコンパクトです。iPhoneXSと比べてもだいぶ小さいのが分かります。
190mlの缶コーヒーの大きさに近いでしょうか。
僕がSRS-XB10の重さを実際に測ると248gでした。でもSONYのサイト上では260gとなっています。
12gどこへ行ってしまったんだろ!?
5ワットのスピーカーなんて大したことないだろうと思いますよね。僕もそうでした。
でもね、いい意味で裏切られますよ!
接続方法
【NFC(FeliCa)対応】対応機種ならかざすだけでOK
NFCという近距離無線通信の規格があります。
残念ながらiPhoneは未対応ですが、Androidの対応機種はスピーカーにかざすだけでペアリングすることができます。
最新機種であるSRS-XB13では「Google Fast Pair」という機能に変更されています。
通常のペアリング方法
初めて電源を入れると自動でペアリングモードになりますが、2回目以降のペアリングでは電源ボタン(ペアリングボタン)を3秒ほど長押しするとペアリングモードになります。
ペアリングできた後は、スピーカーの電源を入れればPCやスマホと自動的に接続されます。
ホコリをかぶったオーディオケーブルを引っ張り出して差し込むよりも、圧倒的に楽です。
屋外でも使えるので、アウトドアでチルなミュージックをかけるなんて最高ですね。
僕だったらメタルをかけるけどね。
ステレオモード
1台で使えるスピーカーですが、2台用意するとステレオモードにすることができます。
手順は以下になります。
- STEP11台目のスピーカー電源オン
- STEP21台目のスピーカーADDボタンを操作音が鳴るまで3秒間押し続ける
- STEP32台目のスピーカー電源オン
- STEP42台目のスピーカーADDボタンを操作音が鳴るまで3秒間押し続ける
- STEP5モード変更ADDボタンを押す度に、
ダブルモード→スレテオモード(L/R)→スレテオモード(R/L)
と切り替わる
サウンドの特徴
音は全指向性なので、1台だけでも問題なく再生することができます。
2台あるとステレオ再生できるので、左右に離すとよりステレオ感が強調されて良い感じです。
SRS-XB10は、かなり大きな音量まで上げることができ、低音も強力です。
パソコンで映画を観るときにも迫力ありますよ。
大きなスピーカーじゃなくても今時は、こんな小さなBluetoothスピーカーでいいんじゃないですかね。
ミニマルライフですよ。チルアウトですよ。
縦置きと横置きだけでなく、ストラップでぶら下げて使うこともできるので、浴室のフックにかけるなんて使い方もいいですね。
縦置き
縦置きにすると低音が強調される印象です。
本体上面のスピーカー以外にも、底に低音を強調する「パッシブラジエーター」なるものが装着されています。
スピーカーを置く材質によっても音色が変化します。デスクの木材によって音質が変わるのが面白いですよ。
ただし縦置きで音量を大きくし過ぎると、ビビリ音が発生することがあるのと、母ちゃんに怒られるので注意しましょう。
横置き
ストラップを使って横置きにすることができます。
縦置きに比べるとスッキリした聴き心地に変わるので、あら不思議。
耳の高さに置くと、すごくいい音質に感じます。さすがSONYですよ。
BOSEのスピーカーほどは低音を強調し過ぎない印象ですね。
僕のようにそれなりのスピーカーでいいかなと思っている人には、このサイズ感、価格帯では最高のクオリティじゃないでしょうか。
メリット
メリットに関しては、上記で大分説明してしまったのですが、追加できる部分では以下になります。
自動電源オフ
Bluetoothに接続されていない状態、かつ入力端子にケーブルが接続されていない状態であれば、15分経過すると自動で電源がオフになります。
防水なので入浴時や屋外での使用もOK
IPX5なので、風呂場でシャワーがあたってしまった、屋外の使用で急に雨が降ってきたという場合に濡れてしまっても大丈夫です。
ただし、湯船に落としてしまうとあまり良くないかもしれません。
最新型のXB13であれば、IPX67となっているので、湯船に浸っていても30分程度は大丈夫という防水性能を誇ります。
僕だったら30分も入っていたら、のぼせてしまいます。
デメリット
音飛び
Bluetoothが2.4GHzという周波数帯域を使っている都合上、仕方ないのかもしれませんが、ステレオモードでは度々音飛びします。
SRS-XB10だけに限らず、他のBluetoothスピーカーでも言えることですが、音飛びがあまりにも気になる場合は、以下の注意点に気をつければ少なくできるかもしれません。
- 他にBlutooth機器を使用している
- 電子レンジの近くに置いている
- 2.4GHz帯のWi-Fiを使用している
遅延
僕がMacやiPhoneでXB10を使っている限り、ミリ秒といったレベルではあるのですが、どうしても遅延が感じられます。
音楽だけで聴いている分には全く問題ないのですが、VODやYouTubeなど、人が喋る映像だと、口の動きに対して音声が少し遅れているのが分かります。
この価格帯のBluetoothスピーカーであれば避けられないところかと思いますが、少しだけ詳しく説明します。
XB10のコーデックですが、SBCとAACというものになっています。
コーデック | 特徴 |
---|---|
SBC | 一般的なコーデックで、音楽再生のBluetooth機器は全て対応している。遅延が避けられない。 |
AAC | Apple製品で使用されるコーデック。SBCよりも高音質で、低遅延となる。 |
2台接続のステレオモードの時はAACは選択できないようで、遅延が気になってきます。
遅延が気になるなら1台で使用するか、上位機種のステレオスピーカーを選ぶ必要がありそうです。
ピポッ!音
接続に成功した時の操作音ですが、音楽そのものよりも大きかったりして、別の部屋まで鳴り響きます…。正直これはいただけません。
最新機種XB13でもオフにできないようです。
どんな操作音かは、動画で確認してみてください。
まとめ
小さなボディでワイヤレス接続できるので、ミニマルライフにもいいですね。
部屋での使用でもすっきり使えますし、簡単に持ち運びもできます。
こんなに良い商品、もっと早く紹介すればよかったです笑
XB10は生産終了となっていますが、2021年5月に発売されたXB13が最新機種となっているので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。