サブバッテリーを100Ahから320Ahへ、容量3.2倍に交換しました。でも、正直困っていたわけじゃないんです。
100Ah: 1,280Wh、320Ah: 4,096Wh
電子レンジもIHも冷蔵庫も、100Ahで普通に使えていました。それでも、もっと安心して使いたい!そんな気持ちから交換に踏み切りました。
今回は、LiTime 320Ah Miniへのアップグレード作業を密着記録。
交換してみて、想像以上に変わったことがありました。
今回の記事では、
- 100Ahから320Ahへ交換した理由
- LiTime 320Ah Miniのサイズ・重さ・開封レビュー
- 取り付け作業の詳細(端子交換・Bluetooth接続)
- 交換後の充電・使用テスト結果
- 実際に変わったこと・まとめ
を実体験ベースで解説していきます。
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なぜ100Ahで困っていないのに交換したのか
正直に言います。100Ahで困ったことは、1度もありませんでした。
電子レンジも普通に使えた。IHクッキングヒーターも使えた。冷蔵庫も問題ない。
しかも40Aの走行充電器を取り付けているので、移動すれば使った分をどんどん回復できます。
それでも、ずっと気になっていたことが1つありました。
IHを使う → また数%減る
その度に残量を確認…「あと何パーセント?明日の朝まで持つかな?」
無意識に残量を気にしながら使っていたんです。
さらに、残量が半分くらいになると、大きな家電を使うたびにバッテリー電圧が一時的に下がることも。
満充電時の電圧は13.3Vですが、電子レンジを使うと12.6V程度まで一気に下降します。使った後しばらくすると急激に下がった電圧は戻ります。
「途中で止まらないかな」という不安が、少しだけありました。実際に止まったことはないんですが、「安心して使えている」とは少し違う感覚でした。
つまり100Ahは十分実用的。でも、もっと安心して使いたかった。
電子レンジもIHも、これから導入予定のポータブルクーラーも、残量を気にせず使える環境にしたかった。
それが、320Ahへ交換した1番の理由です。
300Ahではなく320Ah Miniにした理由
LiTimeの300Ahという選択肢も以前から考えていました。
ただ、320Ah Miniが発売されたばかりで、300Ahより容量が大きいのに横幅が約14cmも短い。
ハイエースのベンチシート下は走行充電器もあってスペースがかなり厳しく、100Ah 1〜2台がギリギリかなと思っていたところに、この「めちゃめちゃ小さい」320Ahが登場したので、即決でした。
LiTime 320Ah Mini 開封・サイズ確認
説明書は日本語で書かれています。
梱包されていた箱は巨大ですが、実際に開封してみると、思っていたよりも小さい!
鉛バッテリーを一回り大きくしたくらいのサイズ感です。
こうして並べると、サイズの違いがよく分かります。よくこのサイズに320Ahを収めたな、と改めて思います。
ポータブル電源だと当然インバーターやモニターなど全部一式入っているので、このサイズは無理。
コスパと性能のバランスが、バッテリー業界の中でもダントツに高いメーカーだと感じます。実際に使っていて本当にオススメできると感じている商品です。
取り付け作業
旧バッテリー(100Ah)の取り外し
まずは1年間お世話になったLiTime 100Ah miniのバッテリーを取り外します。
レノジー(バッテリーモニター)のシャントからバッテリーまでを繋いでいるマイナスケーブルも外します。
ケーブルがギチギチでなかなかきつかったですが、無事に外れました。
端子の付け替え(R38-10)
マイナスケーブルの長さが足りなかったので新しく作ります。320Ah Miniに合わせて、圧着端子をR38-10に付け替えます。
R:丸型端子(Ring Terminal)
38:対応ケーブルサイズ(38sq / 38mm²)
10:対応ボルトサイズ(M10)
圧着工具でしっかり圧着。新しいバッテリーをスペースに設置してみると……
もっとキツキツになるかと思っていましたが、これなら全然大丈夫。320Ahのくせに小さすぎる。
Bluetooth接続を試す
バッテリーのキルスイッチをオンにする前に、まずBluetooth接続できるか試してみます。
アプリを開いてQRコードをスキャンしてみると、接続できました。まだ電気を通す前なのに。
ちなみに、アプリでデバイス名を変更しようとすると1文字入力するだけで複数文字が入力されてしまうバグがありました。
解決策は「メモ帳などからコピペ」すること。これで思い通りに名前を変更できました。
マイナス端子を接続・スイッチオン
いよいよバッテリーのキルスイッチをオンにして、12V家電のスイッチをオンにします!

ついた!自分でDIYしたサブバッテリーが点灯する瞬間、いつも嬉しいですね。
ついに100Ahのサブバッテリーを320Ahにアップデート完了。
4,096Wh(約4kWh)ものサブバッテリーがこのエリアに入るなんて、技術の進化って本当にすごい。
充電・使用テスト
外部充電につないで、ACDC充電器で初回充電をしてみます。
初回充電の様子
40Aで充電できています。スペック通りです。
50%、160Ahの残量があるので、残り半分の充電に4時間程度だったと思います。無事に初回のフル充電が完了。
40A充電器は満タンになると自動的に止まってくれます。充電中にもし何かあっても、バッテリー側に優秀なBMSが搭載されていて、過充電保護、ショート防止など多数の保護があるので安心です。
充電中の温度も確認しました。この日の車内温度は23.8℃。
・バッテリー表面:30℃
・バッテリー内部温度(アプリ表示):25℃
→ 充電開始より5℃程度の上昇で、バッテリーは全然大丈夫そう
ただし、蓋を閉めていると充電器周辺に熱が溜まります。家で充電する時は座席の蓋を開けておいた方がいいかもしれません。
蓋を開けて5分ほどで43℃程度まで下がりました。
走行充電・電気ケトル・電子レンジのテスト
エンジンをかけると無事に走行充電できています。
電気ケトル(消費電力900W)も試してみました。
電子レンジを使っている時も、電圧がほとんど下がらず安定しています。
車内で電子レンジ・電気ケトル・IHが快適に使えるのは、本当にいいですね。
実際に交換して変わったこと
1番変わったのは「安心感」
100Ahでも電子レンジを使いました。IHも使いました。
でも、使うたびに残量が少しずつ減るので、無意識に「あとどれくらい使えるかな」と考えていました。
320Ahにしてからは、それがほとんどなくなりました。
容量は約3.2倍。単純に使える時間が増えただけではありません。
「今日はどこまで使っていいかな」と考えなくて良くなりました。これが一番の変化です。
防災用途としても心強い
4,096Wh、ほとんど4kWh。これだけあれば家庭用蓄電池のような安心感があります。
普段はキャンピングカーとして、いざという時は家庭の非常用電源として。
しかも走ればさらに充電もできますからね。大容量バッテリーならではの使い方だと思います。
重量について
100Ah 1台よりも重くはなりました。ただ、
・今回のLiTime 320Ah Mini:26.2kg
→ たった4kg重くなるだけで、実質的な容量は6倍以上(鉛バッテリー比)
ちょっと増えた重量以上に、得られる安心感の方が大きいと感じました。3年前の納車時と比べると、とんでもない進歩です。
電圧効果に関して
満充電時に約1kWの負荷をかけた際の電圧を比較しました。
左は100Ah Miniで電子レンジ、右は320Ah Miniで電気ケトルを使用しているため、消費電力には若干の差があります。それでも、大容量家電使用時の電圧降下は320Ah Miniの方が明らかに小さく、電圧を高く維持できていることが分かります。
今後試したいこと・展望
320Ahにした1番の理由、それは「これからやりたいことが増えたから」です。
試してみたのが、去年買ったスポットクーラー。最近の日中30℃を超えた環境で検証したところ、フル充電からおよそ7時間使えそうという結果でした。
- スポットクーラー:フル充電から約7時間(日中30℃超の環境)
- 次に試したい:エコフローのWave3(320Ahで実際どれくらい使えるか本音で検証)
- 今後の予定:ソーラーパネル導入(走行充電+ソーラー+320Ahの組み合わせで電気の自給自足へ)
走行充電とソーラー、320Ahのサブバッテリー。
この組み合わせでどこまで電気の自給自足ができるのか、楽しみですね。
まとめ
LiTime 100Ahから320Ah Miniへのアップグレードを振り返ります。
- 残量を気にせず電子レンジ・IH・電気ケトルを使える
- 電圧降下が少なく、大電力家電でも安定動作
- スポットクーラーがフル充電から約7時間使える
- 防災用の家庭用蓄電池として活用できる安心感
- 100Ah比で+4kgだが、容量は3.2倍(鉛比6倍超)
結論として、100Ahでも困ってはいませんでした。だから全員が大容量にする必要はないと思います。
ただ、もし、
そんな方には、LiTime 320Ah Miniはかなり魅力的な選択肢だと思いました。
最近、地震が頻発しているので、蓄電池など災害対策を進めていきたいなとも思っています。
それでは、また次回の冒険でお会いしましょう!
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