ギタリストのみなさん!今日もディレイを使いまくってますか!?
ディレイって、ショートディレイにするとコーラスっぽくなったり、リピート回数とタイミング次第で、輪唱のような効果が得られたりとすごく便利ですよね。
ちょっと下手な早弾きも、輪郭をぼやかしてごまかせますw
僕はディレイはBOSSのDD20を使っています。やっぱり空間系のエフェクターなら、なんだかんだBOSSはいいですよ〜!
なお、現在DDシリーズの最新版はDD500となっています。
今回はギターで、山彦のような効果が得られるディレイの設定をする際の例を紹介します!
【テンポ120】1音符の長さ
テンポ120なんてのんびりした曲は弾いてられねー!という、スラッシャーな皆さん、あくまでも分かりやすい例なので、お話に付き合ってください。
つまり4分音符のタイムは、
これをmsecにすると、
となり、500msecであることが分かります。
4部音符が500msecということは、8分音符だとその半分で250msec、
16分はさらに半分で125msec
3連符の場合は4分音符の1/3なので、
500÷3 = 166.7msec
2拍3連は、
500×2÷3 = 333.3msec
となります!
というわけで、テンポ120の場合の、各音符の長さをまとめるとこうなります。
4分音符 | 500msec |
8分音符 | 250msec |
16分音符 | 125msec |
3連符 | 166.7msec |
2拍3連符 | 333.3msec |
具体的な山彦ディレイの設定例
msecの設定方法が分かったところで、具体的なディレイの設定例を見ていきましょう。
8分音符3つ分遅れる設定例
ディレイタイムを8分音符3つ分遅れるようにセットし、リピートは1回
これで音が追っかけてくるような山彦ディレイが作れます!
テンポ120の曲であれば、8分音符3つ遅れるということは、
250×3 = 750msec
で設定すればいいということになります!
16分音符1個分遅れる設定例
テンポ170の楽曲で、16分音符1個分遅れてディレイをかける方法を紹介しましょう。
テンポ170ってのは1分間に4部音符が170個カウントされる早さです。
つまり4分音符のタイムは、
60÷170=約0.353
これをmsecにすると約353msec
8分音符だと、
60÷340=約0.176 → 約176msec
16分音符は、
60÷680=約0.088 → 約88msec
つまり、ディレイを88msecくらいにセットするといい感じですね!
ディレイでmsec設定をするとき、とっさに思い出せないから記事にしてみました。
参考にしてもらえると嬉しいです。